逆光の出会い

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いや、ホント気の利いたことが言えなくてごめんなさい。

皆さん、温かい言葉をいただいたり、
その雰囲気から気のいい人たちなんだろうなあ…
ということは分かったのですが、

逆光での衆人環視というのは、
理屈抜きで心理的圧迫があり、
ついに耐え切れず、思わず後ずさりしてしまいました。

「妙にオドオドした人」

という印象をもたれたかも知れませんが、
まあ、それはあたらずも遠からずですが、

普段は至って普通にしゃべります。
つーかむしろ、人と話すのは好きなほうです。

今度は是非、明るいところでお話ししましょう。

あ、ちなみに、
ウチのサイトをバンドの仲間に宣伝して回ってくれているのは

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ウレシイです~。
ありがとう。

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定禅寺ストリートジャズフェスティバルに行ったのよ。(その1)

宮城県は仙台市では、毎年この時期に

『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』

というお祭りが開かれる。
 
 
 
『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』とは、
定禅寺通りという大きな通りを中心に、
プロアマ問わずたくさんのジャズバンドが演奏をし、
仙台の街を音楽で染め上げてしまうというヒジョ~~~に
創造性豊かな催しなのです。
 
 
 
9月11日。
『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』最終日。

日曜日ということもあり、仕事は抜け出せないにしろ少し早めに切り上げて、私は日曜の最終日のフィナーレを見に行くべくイソイソウキウキと地下鉄に飛び込んだ。

今年ももちろん相方と見るわけだが、
友人知人が演奏する側で参加している彼女は、昼間から先乗りしている。

連絡を取り合って、現地集合という手筈だ。
 
 
 
地下鉄に乗っている間に、空はすっかり暗くなり、上り階段の向こうにそびえ立つ141ビルは足元からライトアップされ、にじみ聴こえてくるジャジーな音楽とあいまってひどく幻想的に見えた。

広場に出た。
昼間からの湿気が、祭りの熱気に支えられてか地表に残っていて、とにかく蒸し暑い。
去年は寒かったから、今年もそう踏んで厚着してきたことを早くも後悔した。

そして、
そこかしこで演奏しているバンドを取り囲む聴衆、聴衆、聴衆!
リズムに乗る表現はそれぞれ大小あるが、
音にあわせて揺れるそれは、音楽の風を見ているようで楽しい。

もちろん、私のもとにもあちこちから大音量の音符が飛んできて、腸のあたりを刺激する。

会場に入るほどそれはいよいよ渦巻いて、
自分の鼓動なのか音波の波動なのか判然としなくなってきた。

それもまた心地よい。
 
 
 
ところで、相方が見つからない。
私は携帯電話を持っていないので、
公衆電話から連絡したのだけれど、
待ち合わせの場所を根っこから間違っていて、
さんざん歩き回ることとなった。

もちろん、
演奏に聞き惚れて立ち止まったりしたのこともあったのだが、
ようやく合流したのは実に1時間後の出来事だった。

相方に逢う。
一緒にいたのは、バリトンサックス奏者のアヤコさんと、
キーボードを操るクボさんだ。

アヤコさんは黒のスーツがバシっと決まった、
カッコイイ極まりない妙齢の女性である。
(既婚だが。)

そしてなんと、「言戯」の読者さんでもあった。
ほぼ毎日見てくださっているという。
(つーことはコレも見てますね?ドモドモ。)

「是非、会ってみたい!」

ということで、待ってくれていたのだ。
(1時間も待たせちゃって本当にごめんなさい。)

クボさんは相方の友達のもうすぐダンナさんになる人。
話は何度も聞いていたが、実際に会うのは初めてだった。

気さくで明るくて楽しいステキメンである。
 

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撤収でバタバタする中、4人で立ち話をした。
いつもそうなのだけれど、表現する手段を持つ人とというのは楽しい。

それは、音楽でも絵でも変わりない。

きっと、表現とは、認めることだと知っているからなのではないかと思う。
 

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話しているうちに、いつものように相方のワキ突き突っ込みを見て、
アヤコさんが感動していた。

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考えてみると、「言戯」読者の人で相方と並んで会ったのはこれが始めてかもしれない。
それがとても新鮮で面白かった。

まあ、ついうっかりノロケて、

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こうなったのには参ったけれど。
 
 
 
私が1時間遅れてしまったせいで、クボさんやアヤコさんの演奏が聴けなかったのが非常に残念だった。
なので、今度機会があったら、ライブに潜入しようかと考えている。
(ご迷惑でなければ…)

とにもかくにも、こうして今年のジャズフェスティバルは幕を開けたのだった。

つづく。

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絵日記サイターミーティング

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「わかなつみかん」の管理人さんをはじめとした、絵日記サイトの作者の方々が尋ねてきてくださいました。

題して、

「第一回、絵日記サイターミーティング」

とでも言いましょうか。
これは今、私が思いついただけですが。
 
皆さん、私から見れば先輩絵日記サイトの作者様ばかりなのに、駆け出しの絵日記ブロガーのところまでわざわざ遊びに来てくださるなんて、大感激だったのですよ。
 

さて、「絵日記サイターミーティング」。
 
場所は私のウチの工房。
陶芸をしたり、ピザを食べながら親交を温めましょうという趣旨の集まりだった(と思う)のですが、なにしろ私の仕事がバタバタしていて、みなみさん以外の方々とほとんどお話ができませんでした!!

ぐあ~~~~!!!
残念!!!

でも、陶芸をお教えしている間、それぞれの人柄が垣間見えて楽しかったです。

●「わかなつみかん?」:みなみさん

パワフルな母なのか、母だからパワフルなのか。
おっとり雰囲気のナイスママ。

娘さんとお二人でのご参加、ありがとうございました。
ちなみに、娘さんはマシンガントーカー。

また会いましょう!

●「RIO'S CARNIVAL」:りおさん

「姐御!」と呼びたくなるような雰囲気。(笑)
気さくでハキハキした語り口で楽しゅうございました。
あの猫が、無事にしがみつき続けることを祈ります。
(他人事みたいですが、しょうがないのです。)

是非またお会いしましょう!

●「ぽかぽかの絵日記」:ぴょんさん

どっしりと腰をすえて作陶してらっしゃいました。
住処も近いことですし、是非また近いうちに遊びに来てくださいまし~。

●「誰彼橋」:怪聞堂さん

声をかけづらいくらい没頭されていた怪聞堂さん。
見事なカフェオレボウルを作られました。

今度はタンブラーですね。
是非、作りましょう!
 
 
 
ゆっくりお話できなかったのが重ね重ね残念極まりありませんが、それは次回に持ち越しということで。

それでは皆様、お体に気をつけて、ごきげんよう~。

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元気さんと会ったよ・その②

寿:「マウンテンバイクのレースはどんな感じのモノなんですか?」

囲炉裏をはさんで、相変わらず話しは続いている。

元気:「レースはダウンヒルとかクロスカントリーとかがありまして、その中でクロスカントリーに出場しました。」

寿:「レースって事は順位もあるんですよね?」

元気:「ありますよ。」

寿:「元気さんは何位だったんですか?」

元気:「・・あっははははは。・・・●●位でした。」

寿:「それって、何人中?」

元気:「まあ~・・120人・・くらい?」

寿:「ああ~・・・エ~ト、その~、一番楽しいところですよね。」

元気・元気相方:「あっはははは!そうそう。楽しいところ。(笑)」

マウンテンバイクレースには、エキスパートやエリートなどというクラスがあるらしい。
大会の上位を占めるのは、やはりエキスパートよりも上のクラス。
スポンサーがつくようなプロなのだろう。

寿:「でもまあ、エキスパートとか、スポンサーがつくような人ってのは、生活のほとんどを自転車に費やしているんでしょうねえ。」

元気:「多分、そうでしょうね。」

元気相方:「あなた(元気さん)も、「自転車を抱いて寝る」くらいしないとダメだよ!」

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寿:「そうそう。『一緒に寝る』は基本ですよねえ。」

元気:「大学の時、寝てたら自転車に覆いかぶされたことがあるよ。」

元気相方:「そこでよけちゃだめなのよ!」

寿:「受け入れないと!」

元気:「ああ~、オレに足りないのはそれかあ~!」

元気さんは、ノリがよかった。
 
 
 
話は、元気さんたちが住む場所の話に移る。

寿:「青森のどのへんにお住まいなんですか?」

元気:「●●●って街です。」

寿:「っていうと、海の近く?」

元気:「エ~トですねえ・・・」

元気さんは突然、力こぶをつくるような格好をし始めた。
どうやら青森県のカタチを体現しているようだった。

それを横目に見ていた元気相方さん。

(美味しい!)

と思ったのか、すかさず同じ格好をとる。

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寿:「あ~っははははははは!!!なるほど!!この辺ですね。」

私もすかさず同じ格好をした。

元気&相方「あはは!そうそう。その辺です。」

青森のカタチを現した3人が、囲炉裏を囲んでいる。

寿:「・・・コレ、今、突然知らない人が入ってきたら・・。」

元気:「何かと思うでしょうねえ。(笑)」

元気相方:「『え!何!?』みたいな。(笑)」
 
 
 
 
元気さんと相方さんは、とっても仲のよいナイスカップルである。

波長の良いカップルというのは、独特の空気を醸す。
肩を寄せ、おでこがもっとも近い位置にあり、小声でしゃべる。

「ラブ・サークル」
とかいうやつだ。

二人の間には、丸い空気の膜が降りる。

その球体は、今、目の前にあった。

元気相方:「●●●じゃなかったっけ。」

元気:「あ、だよね。」

コソコソと睦まじくしゃべる二人。
私はその様を横目にしながら、殊更に外の景色を眺めたり、腕にあったデキモノをいじったりしていた。

「あれあれあれ?オレ、疎外されてんぞ!」

というアッピールである。
我ながらいやらしい。

元気:「あ、トシさん、どうしたんですか?」

寿:「ん?いやあ。仲がいいなあと思って。」

元気相方:「今、すっごい『やってらんねえなあ。』って顔してましたよね。(笑)」

寿:「いやいやいや、そんなことないんですよ。まあ、うらやましいなあと思って。」

元気:「トシさんだって相方さんがいるじゃないですか!」

寿:「まあ、そうなんですけどね。私はですねえ。自分がノロケるのは大好きなんですけど・・・

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などという話をしていた。

書いたのは本当にごくごくごく一部のことなのですが、声がかすれ、酸欠になるほど話し込み、大笑いした楽しい時間でした。

元気さん、相方さん、是非是非また遊びにきてくださいねえ~。

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