Tシャツの着方

先日の「歯の磨き方で見る心理テスト」。

兄の話では、同じ番組で「Tシャツの着方で見る心理テスト」というものもあったらしい。

なんでも、Tシャツを着る時に、頭から通し始める人はマザコンで、袖から通す人はそうではないのだという。

つまり、小さい頃に母親にTシャツを着せてもらっていたクセが残っている人は、無意識に頭から通し始めるから・・・とのことだった。

 
 
その日の晩。
相方とお茶を飲んで談笑している時に、その質問の話になった。

「私も歯を磨くときは奥からだよ。」

「まあ、サチはそうだろうねえ。」

「・・それってどういう意味よ・・!」

「いやあ、ふふふ。じゃあさ、Tシャツ着る時、どっから着始める?」

「Tシャツかあ~・・・」

「頭?ソデ?」

「あたしは両方同時に通しちゃうなあ・・。」

「ええ!?」

予定外の答えにうろたえる私。
教えてもらった答えは、「頭」か「ソデ」しかなかった。

大抵の人は頭かソデのどちらかを先に通し、着用までの橋頭堡とするはずである。
それが大人の着方ではないのか。

「難しくないか?頭と腕を同時に通すのって。」

「いや?いっぺんに『どーん。』って。」

いっぺんに『どーん』・・・。

つまり、こういうことだろうか・・・。

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ドリームジャンボ宝くじ

昨日、ドリームジャンボ宝くじが発売されたらしい。

生まれてこの方、一度も宝くじなど購入したことの無い私も、今回ばかりは参加してみようかと思っていたりいなかったりしている。

何故ならば、高額当選者の特徴と合致する部分が多いからであり、ビギナーズラックということもある。

きっと当たってしまうのではないかという期待を通り越した不安まで感じているのだ。

買おうか、買うまいか・・それが問題だ。
 
 
 
もし、買って億単位の当選をした場合、当ブログにおける私の服装に若干の変化が見られると思いますので、気づいたら

(ああ、当たったんだナ・・)

と思ってください。

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逆転問題提起

先日、相方とお茶を飲んでいた時のこと。

私は、ふと思いついて、ず~っと前から感じていたことを相方に尋ねてみた。

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もともと相方は自分から他人を誘うということをほとんどしない性格なので

「まあ、そういうものなのだろう・・。」

と理解しようとしたのだが、ほとんどこちらから連絡しないと音沙汰が無いという状況がいつまでも続くと、さすがに寂しいというよりカチンと来るものである。

こういったことは、口に出した時点でお互いメンドクサイことになるのは分かっているのだが、

「ま、いいか。」

で済ませられず、メンドクサイことをしたがるところが私の狭量さというものだろう。

「悪かった・・。」

と神妙に謝る相方に

「んー、いや、いいんだけどね・・。」

と答える。

どうも我々の場合、行動がいちいち男女逆転している傾向がある。
それがどうにも可笑しくて、つい

(もしも、この二人の男女が逆転したら・・・)

という想像をしてしまう。

♀寿「ねえ、なんで連絡くれないの?」

♂相方「悪かったって。仕事とか、付き合いが忙しいんだよ。」

♀寿「でも、連絡ぐらいくれたっていいじゃない!」

♂相方「今、こうやって逢ってるんだからいいだろー?それにオレ、メールとか電話すんの面倒なんだよ!そういう性格分かっとるやろ?」
 

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(・・・絶対あたし、この人に捨てられるだろうなあ・・・)

と、一人悲しくなっていたことは言うまでもない。

※♀寿が可愛く描いてあるのは、「欲目」です。

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ポスト前の選択

相方の誕生日は、世間で言うところの「ホワイトデー」と、たった一日違い。

この時期になると、

「昔から、バレンタインデーのお返しと誕生日プレゼントをまとめてもらうという事がほとんどだった。」

と、よくボヤいている。
 
 
 
 
14年前の3月15日。

朝6時。

私は緩み始めた冷気の中に、白い息を弾ませていた。
住宅地の中はところどころのから、朝の支度をする人々の生活音が漏れ聞こえてくる。

手には一本のカセットテープが握られている。
前日にCDからダビングダビングして製作した「マイ・ベストテープ」。

ちょうどひと月前、わざわざウチまでチョコレートを持って来てくれた女の子へのお返しと、誕生日プレゼントを兼ねて贈ろうとしていたのである。

なるほど、当時からその娘はこういう扱いを受ける運命にあったらしい。
 
 
 
そのテープの中に入っていた歌は10曲ほどあったはずなのだけれど、はっきりと覚えているのは1曲だけだ。
故・尾崎豊さんの、「誕生」という歌である。

正直、他の歌はどうでもよくて、その一曲だけを聴いてもらいたかったと言っていい。

それほどまでに、この歌は当時の私が言いたいことをすべて含んでいた(ような気がする)。
 
 
 
その歌をぼそぼそと口ずさみながら、その娘の当時の自宅前に到着した。
セロハンテープでしっかりと封を施された封筒を、ポストの挿入口にかける。

その時である。

今の今までまったく感じていなかった緊張が、足の先から急激にせりあがってきた。

途端に激しくなる鼓動。
紅潮する顔。
震える手。
 
 
ポストに落としたら、一目散に逃げる手はずだった。
しかし、手が、動かない。

頭の中には、「誕生」の歌が流れている。

投函した瞬間から、後戻りが出来なくなるような気がしていた。

あの時は、それが何なのかすら分からず、それがたまらなく怖かった。

紅潮していた顔は、蒼白になっている。
 

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5分ほど固まっていただろうか。

近くの家の人が玄関を開けた音が聞こえ、小動物のように「ビクリ」とひとつ痙攣。
私は思わず封筒を持ったままで逃げ去った。
 

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駆け足で帰路に着きながら、自分の臆病さ加減に、これ以上無いほど落胆する。

わざわざ作戦実行に早朝を選んだのは、学校で手渡す度胸などハナから持ち合わせていないからである。

ついにそのテープがその娘の手に渡ることは無かった。
 
 
 
 
 
 
 

14年後。
その話しを打ち明ける私。

相方は非常に怒って、

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と、14年前の私を責めた。

「あの時はかなりショックだったのよ!何も無かったから!絶対、嫌われてるんだと思ってたわ!」

私は苦笑いを浮かべ、14年前の自分に代わって、ひたすら謝るのだった。
 
 
 
 


人生は、瞬間ごとの選択で出来ている。

今思うと、あの時、あのポストの前の選択は、私の人生に大きな変化をもたらした。

もし、あの時投函していたら・・・。

自分はどんな人生を歩んでいたのだろうか?

3月15日を迎えるたびに、私はそんな事を考えている。

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もしもシッポがあったなら

最近、自動車のバーツに、「犬のシッポ」があることを知った。

それは「サンクステイル」と呼ばれるもので、運転時、他の車の前に割り込みしたり道を譲ってもらったりした際にリモコンをタシッと押すことで、車体の後部に搭載された「犬のシッポマッスィーン」がピコピコと可動。

「ありがとう!嬉しい!」

という意思を表現するモノらしいのだ。
昨今の非常に殺伐とした交通社会には、このようなふと和む、遊び心あふれる商品が必要であると思う。


もし、こういう機械が私のオシリにも付いていたなら、先ほど相方に電話した時に、

「トシさん、明日の夜空いてたら、お茶飲みにいかない?」

と誘われた私のシッポは、高々と、そして激しく反応していた事だろう。

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心にパッと花が咲くような嬉しさを伝えたくて、犬のシッポが欲しいと思う事がある。

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欲望と常識のはざま

近頃、ショッピングセンターなどを歩いていると、必ず目を奪われてしまうものがある。
ショッピングカートである。

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それも、子供を乗せることを前提に作られた、凝った仕様のカートである。
カゴ部分の前に、ちょうど子供が一人乗れる車のような飾りが搭載されており、そこに子供を乗せることによって子供は楽しく、大人はゆっくり買い物出来るという、非常に優れたアイデアのカートなのだ。

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あの形状のカートの素晴らしいところは、決して「子供だまし」のシロモノではないというところにあると思う。
非常に丁寧に作られている感がある。
大の大人、それも、そのカートに自分の子供を乗せていてもまったくおかしくない年頃の人間から見ても、思わず興味をそそられ、内装、操作性、居住性などをチェックし、あまつさえ乗り込みたくなる衝動に駆られてしまう。

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いつも密かにあのカートに思いを募らせているのだ。
サイズから見て、どう工夫しても無理っぽいところに、さらなる欲望を掻き立てられてしまう。
もし乗ったところで、世間からの視線は凍てつくほど冷たいであろうという必然も、あのマッスィーンの車窓から見える店内は、一体どういう風景なのだろうか・・という想像を余計に膨らませるのだ。

その事を相方(恋人)に告白したところ、彼女はニコリと微笑みながら、

「乗りなよ。私、押したげるから。」

と言ってくれた。

しかし、相方の行動パターンから言って、きっといざ乗り込んで周囲の冷たい視線を浴びる私が「お客様、困ります!」と駆け寄ってきた店員二人に脇を抱えられ、事務所へと連行されるさまを遠巻きに見ているに違いないのだ。

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そして、あとから
「だから私は止めろと言ったのに。」
というに決まっているのだ。

その手には乗らんぞ!
ああ、乗らんとも!

結局、色々な理由をつけて、チャレンジを断念する私。
・・やはり、人間28にもなると、なかなか常識とか、世間の目とか言うものが超えられない壁となってくるようだ・・。

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楽天からの誘い

今の今まで待っていたのだけど、「東北楽天ゴールデンイーグルス」からの交渉電話は無かった。

突然のオファーに備えて、用意はしておいたのだが・・。

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もしも私が・・

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もしも、違う人生を歩むとしたら?

もしも、私が女性として生を受け、今日まで生きてきたとしたら一体どんな人生を送っていただろう?
と想像することがある。

多分、地味。
男性として存在する今現在でも、見た目は十分に地味(というか、なるべく目立ちたくない)なのだから、女性として生きていても派手になるわけがない。

そして、やはり性格的に勤めなどには出ないだろうから、社会的に女性のたしなみとされる化粧などとも無縁の生活だと思う。
服装は、ほとんどが汚れても構わないツナギを着用。
どちらにせよ、細かいことを趣味にするだろうから(やはりblogを書いてる気がする)、目は悪いだろう。
よってメガネも着用。
髪はクセッ毛。
ある程度伸びるに任せ、簡単に後ろで結わえている。
顔はもともとやや女顔なので、このまま移行する。

あまり大食でもなく、運動も割とコマメにするので、スタイルは割とイイという事にしておこう。
密かに筋トレをして、姿見の前で「あたしって、ナイスバディだわ・・」とか言っていると思う。
(男性である今でもしてるから。←ちょっとナル)
乳の大きさであるが、豆腐が好きだから、そこそこデカイのではないかしら。
まあ、Cカップくらいにしておくわね。
あら、こうしてみると結構イイ女じゃない。

恋人が出来るのは多分他人より遅いわね。
男性に声をかけられても、内心ビビって、外見はクールに、コソコソ逃げ出すにタイプに違いないわ。
もし、誰かと付き合ったとしても、あまりのヤキモチ焼きに辟易されて、長続きしないかも知れない。
スキを見て携帯電話の履歴を盗み見るくらいの事はしてのけるわね、きっと。
(誤解の無いように言っておきますが、男性であるワタクシは相方の携帯を見たりはしません。)
そして、知らない女の名前を見つけては
「ちょっと、この女誰よ!」
と泣き叫ぶんだわ。
そして、彼が使っている目覚し時計が前の彼女からの贈り物だと聞かされて、
「それ、捨ててよ!」
と言うわね。
なかなか捨てない彼に業を煮やして、羽枕をぶつけてアパートを飛び出すのよ。

道路に散らばる白い羽根は、
「本当は探して欲しい」というメッセージなのよ。

走る私の髪でシャツで揺れるたくさんの白い羽根
きっと私はどうしようもない貴方に降りてきた天使。

って、いつの間にかマキハラノリユキさんの歌になってしまったわ。
いけないいけない。
ってゆーか、せっかくの素晴らしい歌詞も逆の立場から書くと、単なる自信過剰でヤな女になるわ。
言葉って怖いわね・・。

ああ・・ともあれ、段々とアタシの「そんちょ♀像」が見えてきたわ。

料理は割と得意(以後、延々と妄想が続きます。)

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黒色鼻紙モニター報告

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fanshenさんは、「ブラックティシュー」で一山当てる腹積もりらしい。

なるほど、「ブラックティシュー」とは、詳細を聞けば聞くほど納得させられる部分の多い商品である。
私も以前から、女性の生理用品には詰めるものや当てるものがあるのに、なぜ鼻炎や花粉症などの、いわゆる鼻の「おりもの」、「経汁」には詰めるものや当てるものが存在しないのだろうかと不思議に感じていたのである。
(なんだか生々しい話でごめんなさいね。)

「不思議だナ。」
と思いつつ、原因を究明することもなく、対処法を考案するでもなく捨て置いたのは、私が鼻炎でも花粉症でもないからであり、本当の意味で鼻炎、花粉症キャリアの人々のことを分かってやれていなかったと言う事の表れであることは明白なのである。

そこで、せめてもの罪滅ぼしに、「ブラックティシュー」の研究開発の一助を担うべく、自身を検体として装着テストおよび問題点の提起を図る事にした。

なお、実験にはマジックで黒く着色したティシューを使用し、「装着実験」、「呼吸実験」、「発音実験」、「外見実験」などを試みた。

~結果報告~
(2005年度村立そんちょ研究所調べ)

■ 装着感について ■
鼻の穴に異物を挿入する違和感は、時間とともに薄らぐ。
しかし、鼻と密接な関係にある目周りは時間とともに少なからず影響を受け、涙目になるケースが認められた。
「渇き目」にも追加効果が期待できる可能性あり。

■ 呼吸について ■
鼻からの呼吸は諦めざるを得ず、口主体の呼吸法になる。
鼻汁の塞き止めのメリットが上回る。

■ 発音について ■
「ハ行」の発音がわざとらしくなり、「ナ行、マ行、ン」の発音時には鼻栓が鼻腔内で反響し、クシャミが誘発される危険性が認められた。
クシャミ暴発時には、鼻栓の露見、同時に鼻栓ダムの決壊による鼻汁の氾濫の可能性も否めず、早急な対処・対応が必要と思われる。

■ ビジュアルについて ■
小鼻の膨張は不可避。
小鼻の膨張を抑制する詰め方にはある程度の熟練が必要とされ、結果、敷居の高さが問題となる可能性もある。
鼻栓成形の小型化は、塞き止め効果とのバランスが難しい。
さらなるモニターの実験を繰り返し、年代ごと、鼻の形ごとの大きさを細分化して明記し、おおよその目安をマニュアル化することが必要だと思われる。
マスクとの併用も手段の一つではあるが、既成の白色ティシューとの差別化が難しくなる。
 

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以上が「ブラックティシュー」に関する商品モニター報告の一部である。
特許取得、商品化には幾多の困難が待ち受けていると思われるが、それらを踏み越え、「県内兎年の成人女性でNO.1を誇る貧乏人」を公称するfanshenさんの億万長者への「成り上がり」を見る日が楽しみであり、「ブラックティシュー」が大ブレイクし、巨万の富を築いた暁には、ラーメンの一杯もおごっていただければ幸いである。

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懐柔願望。

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男子たるもの、一度は懐柔されてみたいものだ。

薄暗い密室で、明らかに小間使いと思しき男から菓子箱を差し出されて、

「こちら、お口汚しではございますが・・。」

黄色い布の中には数百枚の福沢諭吉さんが白けた目でこちらを見ている。

「ほう、これは結構なお菓子ですな。ウチのが喜ぶだろうて。」

「ええ、ええ、そうでしょうとも。それでは何とぞ、ひとつよしなに・・。」

「うむ?なんのことやら分からんが・・ほっほ・・冗談じゃ。万事任せておけい。」

「先生もお人が悪い。」

「なに、お前の主人には負けるわ。ふっほっほっほっほ・・」

「ひっひっひっひ・・・」

という、非常にありがちなやり取りをやってみたいのだ。


誤解の無いように言っておくが、「収賄願望」ではなく、「懐柔願望」であり、別に権力や特殊能力に対してお金が欲しいわけではない。

いや、もちろんお金は欲しいが、それに見合う権力も特殊能力も持ち合わせていないので、おそらく生涯のうちに、懐柔されるという栄誉に恵まれる機会は巡ってこないであろうという半ば諦めからの憧憬の念であり、もし、まかり間違って懐柔されようものなら、きっとビビって逃げてしまうであろうし、どちらにしても縁の無いものなのであり、だからこその「懐柔願望」なのである。


ちなみに、私は家族内で口ゲンカになった場合、そこに居合わせた人間に、

「ちょっと。200円やるから味方になって。」

と、敵前堂々懐柔を試み、

「200円?安いな。なめてんのか。」

と返されて余計に敵を増やします。


やはり懐柔は使わない、使われない方がいいのかも知れないと思い始めている今日この頃である。

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