春眠不覚暁 処処聞啼鳥
~春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聞く~
宮城県もすっかり春めいて、朝晩もストーブの要らない日が増えてきました。
この時期の朝のまどろみというのは、実に気持ちのいいもので、もしかすると頭蓋の中にドーパミンが満ち満ちていて、その中に脳みそが浮いているんじゃないかと思えるほどの気持ちよさなのです。
大変風流な事に、「鳥のさえずりで目覚める」ということは良くありまして、
でも、鳥のさえずりごときでゆるりと起き上がるようなことはしません。
「・・・うるせーな!」と吐き捨て、
布団に篭城を決め込みます。
結局、朝の6時半にいつもの携帯電話のアラームが鳴る。
フェイ・ウォンの「Eyes on me(スペル、間違ってねーかな?)」だ。
これのサビの部分から始まる。
「だーりんそーぜーいゆあー、うぃってぃんるっくおーるゆあふぇいーす、あすひゅねーばはー、あーすひゅねーばだーん」
いえ、別に頭が壊れたわけではありませんよ。
「Eyes on me」のサビです。
適当に耳から入ったモノを言ってるだけです。
着信メロディーだからしょうがないっちゃしょうがないんだけど、やっぱりその前の部分がないと、サビのありがたみが薄れるな。
まあ、それはいいとして、それでしぶしぶ目を開ける。
携帯の電源をすかさずOFFにして、再び寝る。
すると、今度はテレビの電源が入る。
見事な波状攻撃だ。
(自分で仕掛けているんだが)
「目覚ましテレビ」。
半分目覚めながらも、根気良く布団の中でニュースを聞く。
んで、大体「占いカウントダウン」くらいにのろのろと着替え始めるわけだ。
どーでもいい事なんだけど、「占いカウントダウン」。
みずがめ座がワースト1の日が多くないか?
朝からちょっと陰鬱とした気分にさせるのはやめてほしい。
というか、むしろやめろ。