« テーブルの吸引力 | トップページ | 不機嫌の持続力 »

覚えてる?

e-0752

ごくごく稀にしか立ち寄らない店にて。

たしか、以前立ち寄ったのは半年ほど前だったと思うのだけれど、店員さんは私の顔を覚えていてくれていたことに驚いた。

別に、以前に特別なやり取りがあったわけではない。
領収証を書いてもらったときに名乗ったものを覚えていたのだろう。

たったそれだけのことで記憶し続けているなんて、
接客業として、すばらしい姿勢の持ち主だなあ…。
と感心しきりだった。
 
 

私は、人の顔を覚えるのが大の苦手。
初対面はもちろん、二度、三度会っている人でも
「誰?」
はしょっちゅうで、
ようやく覚えた人でも、髪型や服の系統が変わると
「誰?」
になることもしばしば。
 

「人の顔が覚えられないのは、覚える気がないからだ。」
とよく言われる。

悔しいけれど、確かにそのとおりだと思う。
 
 
 
もちろん、記憶力や適正は人それぞれ多少の差はある。
でも、それが病気あるいは外傷などによる記憶傷害でもない限り、

「覚えられない」

というのは、覚える気が不足しているのだ。
心のどこかで、「不必要な情報」として削除してしまっている。

好ましい人や、逆に嫌な感じの人。

好悪に関わらず、気持ちが動いた人間というのは、忘れないもんね。
だから、記憶力の容量がどうのというのは、どうもちがうらしい。
 
かといって、気持ちというものは誰に対しても動くものじゃないし、
会う人会う人みんなに気持ちを向けていたら、生活するのが大変だ。
 
 
 
人の顔を覚えられる人というのは、「覚えるべき人」と、
「覚えなくていい人」の区別がハッキリしていて、
「覚えるべき人」に対して気持ちを動かすのが上手なのではないだろうか。

境界がぼやけていないから、頭の中に確固としたファイルが作られ、
気持ちが動かない他人に対して、
自分から気持ちを動かす技術を持っているのだと思う。

それは責任感と、生きる姿勢、日ごろからの訓練によって培われたものなのだろう。
 
 
 
人に対して気持ちが動かないならば自分なりの動かし方を探せばいいのだけれど、無意識に見当違いの方向へ気持ちが向いてしまう私のような人間は、どうやって人覚えの悪さを克服したらいいのだろうか。
 
 
 
あのお姉さんも、
まさか自分の人覚えの良さが原因で、
見ず知らずの人間に(脳内で)好意を持たれていると思われ、
(脳内で)拒絶されたとは、想像だにしないだろう。

(脳内のことだけど)ごめんなさい。

|

« テーブルの吸引力 | トップページ | 不機嫌の持続力 »

コメント

私も顔を覚えるのが苦手です!

某官公庁で臨時職員として勤務していた頃、幾度となく同じ課の別の係の臨時職員さんの顔を覚えられず
「えーっと・・・(誰だっけ?)」
となったことか・・・。

何度も窓口にきてくださる方は結構すんなり覚えられたのに、どうしても彼女たちの名前と顔が最後まで一致しませんでした(汗)

投稿: みき | 2005/08/22 18:27

真白も、凄く人の顔をおぼえるのが苦手です。

・・・やっぱり、意識をむけていないからなんでしょうね・・・・・

今の職場、全員の顔と名前を覚えるのに、半年以上の時間を費やしました。人数、30人くらいなんですけど☆

投稿: 真白 奏 | 2005/08/24 05:50

>みき さん
困りますよねえ~・・。
私の場合、それに加えて目も悪いので、かなり近づかないと
「誰…?」
になります。

メガネ、新調しなきゃなあ~・・。

>真白 奏 さん
中学生の頃、
新学期が始まってクラス替えなどがあった時、翌日にはクラス全員の名前と顔を覚えてくる人がいました。

彼は勉強も出来たので、きっと優秀なビジネスマンになっていることでしょう。

やっぱし、ああいうのは姿勢の問題ですね。

「覚えるぞ!」

という気概。

まあでも、
「その代わり」
のものって必ずありますよね。

真白さんにも、わたしにも。

投稿: 管理人@寿 | 2005/08/24 08:07

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24792/5567133

この記事へのトラックバック一覧です: 覚えてる?:

« テーブルの吸引力 | トップページ | 不機嫌の持続力 »