図書館における原石
今日は仕事も休みだったということもあり、約束の時間まで少し時間が空いたというのもあり、ブラリと図書館へ足を運んだ。
図書館の雰囲気というのは、とても落ち着くものですね。
コソコソという話し声と、さまざまな人たちのコツコツ、タシタシ、パタパタという靴音。
それに、ページのこすれる音がシュリシュリと心地よく耳をくすぐる。
本棚の横に設えられた椅子に座って借りてきた本を読む。
数ページ読んでは、ふと顔を上げ、そばを通る人を眺める。
再び視線を書籍に戻す。
それを繰り返しているうちに気づいたのだけれど、図書館には化粧っけなく、それどころか格好というものにあまり頓着しないけれど、よく見ると顔の造形がとんでもなく綺麗な人が多い。
図書館というのは知性の泉であるから、内面を磨こうという美しさが外見にも反映されるのか、それとも図書館に行くのにわざわざ化粧することもないべということですっぴん上等の心構えなのかは判然としないものの、それなりの格好をすれば、きっとエライことになるのではないかというような人がボサボサと行き交っているのである。
図書館の楽しみは、なにも司書さんだけではないな・・と、感心しきりだったことは言うまでもない。
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コメント
図書館の楽しみは、なにも「本」だけではないな・・・と書かないところに、チョモランマよりも高い志を感じました。
投稿: kata | 2005/05/18 12:16
はじめまして、いつもひっそり爆笑しています!
おもしろい図書館の楽しみ方ですねぇ。今度図書館に行くときはキョロキョロしたいと思います!!
投稿: たく | 2005/05/18 21:14
図書館は、本を選び、知識を得る
そんな神聖かつ、知恵の宝庫です!!!
汚らわしいわっ! 寿さん・・・と
ここまで書いて、ました、何度か図書館で女友達を1から作ったことがある
そんな言えない立場にいつのまにか立ってました
投稿: ました | 2005/05/18 21:29
>kataさん
ああ、そういえば本もありましたね。
> たくさん
はじめまして。
あまりキョロキョロすると不審者と間違えられる可能性が大かと・・・。
眼球の可動範囲を極限まで拡げて対処することをオススメします。
>ましたさん
や~るう。
投稿: 管理人@寿 | 2005/05/19 23:05
はじめまして寿さん、私は以古(いこ)と申します。
私は図書館通いが大好きで、初めてこちらにお邪魔したにも関わらず思わずコメント致しましたv
眼鏡の似合う司書さん目当てで通ったり、絶版本や入手困難な本を探したりするのに(当方赤貧につき…)、図書館はベストプレイスかと思われます!
平日は静かで狙い目かと思われます。お姉さんもおじさんもグッジョブですよ!
それと沢山の人の手の匂いを吸い込んだ古い紙の匂いというのも、骨董のように味わい深くて良いと思います。
ではこれにて、長々と失礼しました。
投稿: 以古たかひろ | 2005/05/23 10:19
はじめまして。いつも楽しく読ませていただいています。
私が考えていたこととドンピシャな記事があったので、つい、TBさせていただきました。
大学図書館も、よいですよ。
いつもお世話になるところなので、感謝感謝です。
投稿: degustation | 2005/05/27 22:57