甘蹴り!?
先日、雑用を片付けるべく街を歩いていたときのこと。
人ごみを歩く私の前から、一組の男女が歩いてきた。
その二人は、雰囲気から察するに恋人だと思われるのだが、非常に仲むつまじい様子が見て取れた。
なにしろ、並んで歩きながらお互いのお尻や足元をひたすら蹴りあっているのである。
つまり、ミドルキックとローキックの応酬である。
私の視界に入った時にはすでに蹴りあいは始まっており、すれ違って人ごみに消えるまで、ずっと蹴りあっていた。
おそらくあのあと、どこかのレストランに立ち寄っても蹴りあい、メニューを決めながら蹴りあい、お冷を飲みながらも蹴りあい、食事しながら蹴りあい、会計中も蹴りあっていたに違いない。
蹴りあうことが、互いのキック力を確かめ続けることが、彼らの愛情表現であり、お互いの想いの丈を知る方法なのだ。
動物の愛情表現には、「噛む」というものがある。
いわゆる「甘噛み」というものである。
母乳をもらっていたときの名残なのか、
口という大事な器官の中に相手を入れるという形での信頼の表れなのかは定かではないが、
相手に自分の脚を預け、不安定な体勢をさらすということでの愛情表現。
つまり、
「甘蹴り」
というものを目の当たりにしたのである。
(愛情というものには実にさまざまな形があるものなのだナ。)
と深く考えさせられたことは言うまでもない。
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コメント
そうそう!
「甘蹴り」よ、ア・マ・ゲ・リ ( ̄ー ̄)ニヤリッ
私のも、すべて、あいじょ~~に基づいた「甘蹴り」なの~~!
投稿: 編み助 | 2005/03/25 13:29
ま、一歩というか間を間違えると
うざがられるだけなので寿さんはご注意を。
投稿: ゆう | 2005/03/25 23:18
これも「甘蹴り」??
http://www.sponichi.co.jp/battle/kiji/2002/01/01/02.html
投稿: TOK | 2005/03/26 01:48
寿さんはやり合い、というかやられっぱなしですね♪
投稿: るるが | 2005/03/26 08:54
編み助のは、「甘蹴り」と言えない場合が多いです。
義兄@寿・夫@編み助 より
投稿: 義兄 | 2005/03/26 11:07
>編み助
いや、甘かないだろ。
ミルコ・クロコップばりのローキック…
ボキ!!
けふう…!
>ゆうさん
相方を足蹴になんてしたら、祟られますから
…。
>TOK さん
いや、これはむしろ「編み蹴り」…。
ゴキ!
ぐふ!
>るるがさん
まあ、当たらずも遠からず…。
っつーか、大当たりだな。
>義兄さん
分かります。
投稿: 管理人@寿 | 2005/03/28 00:32