« 福の神に敗れた日。 | トップページ | どうしてそんな事をするのだろう。 »

油断する者勝ち。

e-0299.JPG

まったくウチのネコ共ときたら「危機感」というものがすっかり抜け落ちていて、クルマが自分に向かって走ってこようと全然避ける気配すら見せないコマッタチャンばかり。

避けないどころか、むしろ
「ってゆーか、お前が避けて通れ。」
と言わんばかりの態度で寝そべっている。

そのたびに、
「オメー、踏んじまうぞ!」
と、ちょこっとずつクルマを動かして脅しをかけ、
「しょーがねーなー。」
と、もっそり動くネコを見送りながら、
「それは、野生のネコとしてどーなんだ!?」
と苦悶することになるのである。
 
 
 
ついこないだの事。
クルマで帰宅した私の行く先に、ネコがデップリと横たわっていた。
いつものように、クルマで距離を詰めたり、クラクションを鳴らしたりして避けるように促したのだが、一向に避ける気配すら見せない。
その様を見て、ついに腹に据えかね、ぼくはクルマを降りた。
ウチの家族なら、気を付けたり確認したりして事故を防ぐ事も出来る。
しかし、ウチに出入りするのは赤の他人もまた多い。
知らぬ間に下に入り、クルマに踏まれて死んだネコもたくさんいるのだ。
クルマが人間の都合というならその通りだが、一緒に暮らす以上はお互いに気をつけるところは気をつけなかればいけない。
「クルマは怖いもの、危ないもの」
という事を教えなければならない。

クルマを眺めながら寝そべるネコに近づき、
「この、アホチン!危ねえっつってっぺ!」
と怒鳴りつつ、
パシ!
真上から平手をお見舞いした。

ネコというものは、もともと俊敏な動物で、不意の衝撃などに襲われたとき、体が動ける状態なら、瞬く間に逃げ出すものなのであるが、なにしろウチのネコはそういった本能方面に疎く、しかも生まれてからこの方人間に叩かれた事が無いのである。

そこに持ってきて、生涯初の平手打ちを、油断しきった脳天に喰らったそのネコは、無意識裡に意外な行動をとってしまったのだった。

e-0300.JPG

真上に飛んだ。
マヌケな声とともに。

しかも、手のひら足のひらをパアッと開いての、ネコの動きとしてはありえない動作であった。
先ほどまで怒り心頭であったぼくも、思わず
「プッ」
と笑ってしまう程の奇態であった。

ネコは、しばし呆然としたのち、思い出したようにどこかしらへと逃げ出していった。
かわいそうなことをしたが(ちょっと面白かったが)、これに懲りてこれからはクルマが来たら避けてくれるだろう・・。
と、確信した。

・・のだが。

e-0299.JPG

なんにも分かっちゃいねえ・・。
やはり、こちらが気をつけるしかないのか・・。

|

« 福の神に敗れた日。 | トップページ | どうしてそんな事をするのだろう。 »

コメント

あら、なんかほのぼのしてていい感じですが。
そんちょさんとこに行くにはまずネコを
どかさなければならないのですね。
いやはや、まぁぼけっとしてておとなしいのなら
問題無いんじゃないですか?
ぱっと見かわいげもありますし。

投稿: ゆう | 2004/11/05 01:02

そうですね~。
ウチはネコだけで30匹以上は確実にいますから、踏まないように気をつけてください。

みんなボケっとしてるし。

投稿: そんちょ | 2004/11/05 18:12

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24792/1858902

この記事へのトラックバック一覧です: 油断する者勝ち。:

« 福の神に敗れた日。 | トップページ | どうしてそんな事をするのだろう。 »