危険の中に輝くもの。
お肉屋さんで働くお姉さんから目が離せなくなる。
お肉を注文し、それを支度してもらっている間に、どうして目が離せなくなるのかについてぼんやりと考えてみた。
まず、ユニフォームが良い。
華奢な体に少し大きめの厨房着を肘の下あたりまで軽くまくり、その上に花屋さんのような小さい前掛けを着け、化粧はごく薄く、髪は出来得る限り後ろに引き絞って緊張感を醸し出している。
オバチャンの店員になると、やや開き直りとも取れるマイペースさを発揮して、トレーナーにエプロンというのも多いが、妙齢の女性は規律を守り、白くて細いシルエットを厨房に踊らせているのである。
そこに滲み出る、凛とした雰囲気、油断の無さがまたイイ。
お肉屋さんのお姉さんは、揚げ物もする。
業務用フライヤーの前で、菜箸、アミを構えながら、目の前に浮き上がりつつあるメンチカツのもっともベストな引き上げタイミングを計っている。
腰に手を当て、構えるその姿は実に思慮深そうである。
火加減を微妙に調整する仕草が甲斐甲斐しい。
油煙にさらされながらも顔にテカりが見られないのは、それ用の対処をしているからだろうか?
そこに女性的な部分を発見する。
お肉屋さんの厨房内は、大型の刃物、機械、高熱の油などに囲まれた、非常にリスキーな領域である。
客として、安全な場所から見ていても、「どうか無事で・・!」と、思わず手に汗を握ってしまう。
手に汗を握りつつ動向を見守っているうちに、その女性店員が先ほど注文した品物を運んできてくれる。
心配の対象が安全地帯に近づいてきてくれて、少し安堵する。
大抵のお肉屋さんは、カウンター代わりに置かれたショーケースの上に量りやレジがある。
ショーケースは女性からするとちょっと高めで、自然と女性の店員さんは顎を上にあげて作業をしなければならない。
すると、自然にお客に向けて顔の無防備な角度をさらす事になるのである。
普段、女性というのは顔を下から見られるのは嫌がるハズであり、親しくも無い女性の顔を下から見る機会というのは、実に少ないはずである。
今まで、危険地帯で油断無く働いていた女性が、ふと自分の前で無防備な面を晒すと、こちらは
「ああ、よくぞ無事で・・。」とか、
「これは、俺にだけ見せてくれる顔なんだな・・」などと、勘違い甚だしい労いを捧げたくなるのである。
つまり、お肉屋さんの女性店員がグッジョブなのは、精悍ともいえる雰囲気の中に垣間見える女性的な部分と、油断ならない状況下での無防備さの対照が、その魅力を際立たせていると考えられるのである。
お肉屋さんにお勤めの妙齢の女性店員さん(条件がキビシイな。)、グッジョブ・・!
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コメント
イラストのお姉さんがポニーです!
ポニー、ポニー!!
ぐっじょぶ!!
(目の付け所が違うって・・・・)
投稿: はせ | 2004/10/22 01:03
イエ~イ!
ポニー!
ポニポニー!
肉屋のお姉さんは、ポニーが多いです。
いえ、小型の馬でなくて。
投稿: そんちょ | 2004/10/22 08:26
お姉さんから・・・厳密に言えば
ポニーのお姉さんから目が離せない、と。
(しかも年齢制限付で!)
そういうことですか奥さんっ!?
うわあぁぁあぁぁぁんっ!!
(↑ある意味妙齢なあてくしだよ!と思いつつ逃走)
投稿: 桂樹ミミ | 2004/10/22 12:25
街の働く萌オネーサンシリーズ、毎回楽しませてもらってます。
確かに、髪をキュッとまとめて一生懸命何かしてる姿はグッときますな。商店街のあちこちでグッドジョブとか・・・
投稿: しながわ | 2004/10/23 13:02
>桂樹ミミさん
ポニーのお姉さんは大好きです!
ラヴです!
そういうことなんですよ!奥さん!
うひょひょひょひょ!!
(なんだか分からないけど、追いかけるあてくし。)
>しながわさん
やはり、働くお姉さんは素敵ですね。
思わず甘えたくなります。
膝枕希望です。
膝枕は、本当に眠くなるので注意が必要ですね!奥さん!
投稿: そんちょ | 2004/10/23 19:50