黒色鼻紙モニター報告
fanshenさんは、「ブラックティシュー」で一山当てる腹積もりらしい。
なるほど、「ブラックティシュー」とは、詳細を聞けば聞くほど納得させられる部分の多い商品である。
私も以前から、女性の生理用品には詰めるものや当てるものがあるのに、なぜ鼻炎や花粉症などの、いわゆる鼻の「おりもの」、「経汁」には詰めるものや当てるものが存在しないのだろうかと不思議に感じていたのである。
(なんだか生々しい話でごめんなさいね。)
「不思議だナ。」
と思いつつ、原因を究明することもなく、対処法を考案するでもなく捨て置いたのは、私が鼻炎でも花粉症でもないからであり、本当の意味で鼻炎、花粉症キャリアの人々のことを分かってやれていなかったと言う事の表れであることは明白なのである。
そこで、せめてもの罪滅ぼしに、「ブラックティシュー」の研究開発の一助を担うべく、自身を検体として装着テストおよび問題点の提起を図る事にした。
なお、実験にはマジックで黒く着色したティシューを使用し、「装着実験」、「呼吸実験」、「発音実験」、「外見実験」などを試みた。
~結果報告~
(2005年度村立そんちょ研究所調べ)
■ 装着感について ■
鼻の穴に異物を挿入する違和感は、時間とともに薄らぐ。
しかし、鼻と密接な関係にある目周りは時間とともに少なからず影響を受け、涙目になるケースが認められた。
「渇き目」にも追加効果が期待できる可能性あり。
■ 呼吸について ■
鼻からの呼吸は諦めざるを得ず、口主体の呼吸法になる。
鼻汁の塞き止めのメリットが上回る。
■ 発音について ■
「ハ行」の発音がわざとらしくなり、「ナ行、マ行、ン」の発音時には鼻栓が鼻腔内で反響し、クシャミが誘発される危険性が認められた。
クシャミ暴発時には、鼻栓の露見、同時に鼻栓ダムの決壊による鼻汁の氾濫の可能性も否めず、早急な対処・対応が必要と思われる。
■ ビジュアルについて ■
小鼻の膨張は不可避。
小鼻の膨張を抑制する詰め方にはある程度の熟練が必要とされ、結果、敷居の高さが問題となる可能性もある。
鼻栓成形の小型化は、塞き止め効果とのバランスが難しい。
さらなるモニターの実験を繰り返し、年代ごと、鼻の形ごとの大きさを細分化して明記し、おおよその目安をマニュアル化することが必要だと思われる。
マスクとの併用も手段の一つではあるが、既成の白色ティシューとの差別化が難しくなる。
以上が「ブラックティシュー」に関する商品モニター報告の一部である。
特許取得、商品化には幾多の困難が待ち受けていると思われるが、それらを踏み越え、「県内兎年の成人女性でNO.1を誇る貧乏人」を公称するfanshenさんの億万長者への「成り上がり」を見る日が楽しみであり、「ブラックティシュー」が大ブレイクし、巨万の富を築いた暁には、ラーメンの一杯もおごっていただければ幸いである。
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コメント
トラックバックありがとうございます。
モニター調査ありがとうございます。
マジックで黒にされたとのこと。きっと臭かったと思います。
ご苦労様でした。(笑)
そんちょさんの様におもしろおかしく、いやいや、説得力のあるプレゼンができれば、脱!貧乏、大ブレイクも間違いないのですが、私にはその力がまだまだ足りないようです。
今から大ブレイクが待ち遠しいです。
ラーメンなんて、そんな、そんな。
石窯の一つや二つ、どーんと。
投稿: fanshen | 2004/10/09 12:22
fanshenさん、ブラックティシューは諦めちゃダメですよ。
きっと、貴女の人生を一変させるに違いありません。
あ、あと石窯ですが、あれはもういいです。
作るのが非常に疲れますので。(笑)
投稿: そんちょ | 2004/10/11 00:22