愛しさゆえに壊したい欲!
はぁちゃんさんは、3つの欲望に突き動かされることがあるそうだ。
その3つの欲望とは、
「ぎゅっとしたい(抱きしめたい)欲」と、
「揉みしだきたい欲」と、
「噛みしめたい欲」である。
残念ながら、はぁちゃんさんのこの3つの欲望は、一つ一つが違っているように見えて、実は同種のものである。
どこが同じなのか。
それは、3つとも
「愛しさゆえの破壊衝動」なのである。
好意を持ちすぎるがために、己の持てる力の全てを注ぎ込んで締め上げ、壊してしまいたくなる。
破壊して失って、喪失する事で永遠に自分のものにしたいという、ある意味究極の愛情表現であり、「抱きしめる」という行為は、実は破壊衝動の現れなのである。
(2004年度村立そんちょ研究所調べ)
つまり、前述の「かぶりつき欲」、そして今回の3つも、要は体で抱きしめるか、手で抱きしめるか、歯で抱きしめるかだけの違いなのである。
なので、もし、実際に抱きしめられた時はもちろんだが、揉みしだかれたり、噛みつかれたりした時も、
「ああ、ちょっと方法は変わっているけれど、私は愛されているのね・・。」
と信じていただきたい。
これは、敢えて声を大にして言いたいところである。
さて、この「愛しいがゆえに壊したい欲」に関しては、私もかなりしょっちゅう発現する。
標的となるのは、主に愛犬「まる」、外ネコたち、そして「相方(彼女)」である。
では、その詳しい発症例をレポートしてゆきたいと思う。
■ケース1 愛犬「まる」の場合
その日、愛犬「まる」は庭でノビノビと日向ぼっこをしていた。
偶然それを見かけた私の中に、突如、沸々と
「『まる』を壊したい!」
という衝動が、間欠泉のように噴出し、一人の人間をドス黒い欲望を皮一枚で包んだケダモノに変えたのである。
「んまる~!」
と、無辜の獲物に襲いかかり、組み敷き、馬乗り(犬なのに)になって口付近のゴムパッキンをこねくり回し蹂躙。
腹を揉みしだき、乳首を引っ張るなど、欲しいまま陵辱を加えるのである。
それは、「まる」が「舐めてけっから、やめて?」というまで続くのである。
■ケース2 外ネコの場合
こちらを参照のこと。
■ケース3 「相方」の場合
相方の場合、主にその目標は「二の腕」となる。
二の腕の柔らかい感触は実際クセになってしまうほど魅惑的なのである。
一緒に歩いている時などに、ふと二の腕が目に入り、ついそれを掴んで感触を楽しんでしまうことなどしょっちゅうなのだ。
相方も、別にいつものことなので、まったく気にする様子も無く二の腕をこちらに預けたまま歩いているのであるが、この間、ハッとする出来事が起こったのである。
その日も、我々は連れ立ってショッピングモールの中を歩いていた。
そして、少し前から、私の「揉みしだき欲」が発露し、相方の二の腕をつまみながら歩いていたのである。
その時。
ふと視線をなぞった先に、大きな鏡があったのだ。
そこには、こんな姿が映っていたのである。
その様は、まるで「お母さんと、はぐれまいと必死にすがりつく子供」のようではないか。
「イチャついているカップル」にはどうしても見えなかったのである。
それ以来、私は人前では相方の二の腕を触るのを止めたのだった。
欲望というものは、エネルギーである。
それは正負に関わらず動機となり原動力となる、得がたく貴重なものであるが、それを求めすぎると、人目や羞恥心を感じる心が薄れてしまい、非常に危険だという教訓を得た事は言うまでも無い。
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コメント
冒頭から私は手にアセを握っていた。
「私の症例は希少な研究材料なのかもしれない」
しかし、そんちょ様の症例にも合致したうえ、
ありがたい教訓までご教唆頂けたのは
今後、私の「欲望ライフ」を充実させることでしょう。
さて…
女性の二の腕の柔らかさは、
耳たぶ同様に「胸」を連想させると聞きましたが如何に?
投稿: はぁちゃん | 2004/10/02 01:27
むむむ。
そんちょさん、Mにつづいて幼児ぷれいでつか?(´∀`)
いろいろ発覚してきましたなぁー
投稿: はせ | 2004/10/02 05:02
>はぁちゃん さん
ある意味、乳房よりも魅惑的なのが二の腕だと思います。
何故なら、二の腕は硬い布やワイヤーでガードされていないからであり、割といつでも触れるからです。
ふにふにふに・・。
>はせさん
まあ、ワタクシは「ぷれいヤー」ですから。
全ての欲望を、あまねく制覇したいと考えておりますので。(笑)
投稿: そんちょ | 2004/10/02 08:34
一瞬伏せ字無しでは語れない話かと心配
しましたが、何気にライトな感じで安心しました。
私が語るとダークになりかねないので此処では
控えます。はい。
で、上記のケース3ですが、だんだん難しい
季節になってまいりますので、それまでは満喫した
方がよろしいかと。いや、うらやましい。
投稿: ゆう | 2004/10/03 01:51
ダイジョーブです。
「言戯」は、年齢制限を設けない方向で作っておりますので(ホントに?)、ダークな方向には行きませぬ。
ふにふにふに・・
投稿: そんちょ | 2004/10/04 09:05