医師とイチロー
大リーグの鈴木イチロー外野手が、メジャーの安打記録を塗り替える可能性が高いということなので、こないだから仕事の合間を縫って、イチロー選手の打席だけ観ている。
(いやもう、ミーハーですみません。)
今日もマリナーズの試合があり、私は仕事が一段落したのを確かめてから衛星放送の見られる囲炉裏スペースへ移動した。
するとそこには、いつも往診に来てくださる外科医師のナガヌマ先生が、母や兄と談笑しながらお茶を飲んでいた。
「あ、ども!お世話様です~。」
とりあえず挨拶をすると、
「はい、こんにちは。今日は注射する用事ありますか?」
と、聞いてくる。
ナガヌマ先生は、私が大の注射嫌いと知り、、それ以来顔を合わせる度にこう持ちかけてくる、非常にお茶目な先生である。
「いやいやいや、結構です!」
丁重に(?)お断りし、そそくさとテレビの前に陣取った。
注射がニガテというのもそうなのだが、「打ちたい」と言われると、「打たれてなるものか」と思うのが人情である。
ある意味、イチローに対峙する投手の気持ちと同調するのは気のせいだろうか。
そうこうしているうちに、イチロー選手の5回目の打席が回ってきた。
その場に居合わせた兄や母やナガヌマ先生は口々にイチローの偉業を褒め称える。
恐らく、今、世界中で一番誉められている人類はイチロー選手であろう。
いや、まったくもって偉大な選手である。
その時だった。
相手チームの投手が放った球が内角に入りすぎてしまい、イチロー選手の背中と二の腕の境目あたりに当たってしまったのである。
打率から言えば、記録の更新は確実と言えるイチロー選手にとって、もっとも困るのは怪我による戦線離脱であろう。
そこに持ってきてのデッドボールに、イチロー選手を応援するコアな方から、私のような「にわか」までの幅広いファンも凍りついたに違いない。
その瞬間、私はもっとも人体に詳しい人が近くにいるのを思い出したのである。
そこで間、髪を入れず、聞いてみた。
私は、今日ほどお医者様のありがたみを感じたことは無かった。
イチロー選手、安心してください。
ナガヌマ先生(心臓外科医)がおっしゃるには、あの当たり方では深刻な怪我は無いそうです。
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コメント
おぉー!記事は読んでないけど(ごめんなさい。今から読みますぅ)、
そんちょさんの写真がかわったぁー!
・・・ってことの、コメントもありですかぁ。
いいなぁ~陶芸。また、コネコネしたくなりましたこの頃。
投稿: 姫 | 2004/09/30 17:12
おおー!
って、読んでないのかよ!(笑)
そうです。
もう、坊主ではないので写真を変えました。
仕事中の勇姿(?)です。
うはははははははh。
投稿: そんちょ | 2004/09/30 22:51
なんだかホッとしました。
ナガヌマ先生に感謝です。
写真かっこいいです!
ラブリー!(私に呼ばれたくはないですね。はい)
投稿: じゅじゅ | 2004/10/01 00:18
…っていうか、リンク先の記事も読みましたけれど、先生、キャラ立ってますねぇ…。なんかイチローよりもファンになっちゃいそうですけれど(^^;)。
いやまぁ、それよりも絵のタッチの違いにも驚かされましたが(^^;)線の流れ自体は変わってないですねー。
投稿: 拝御 礼 | 2004/10/01 12:50
>じゅじゅさん
なんだい、サチ・・って、じゅじゅさんか!
いやあ、別にいいですよ。
ラブリーでも。
ヘルスィ~でも。
>拝御 礼さん
そうですねえ。
ブラシのポイントを変えたのと、主線の色を変えたくらいで、随分印象が変わりますね。
投稿: そんちょ | 2004/10/01 23:35