あまりにグッドタイミング
物事は、大抵遅すぎて、そうでなければ早すぎるもので、「丁度いい」という事ってホントに少ない。
しかし、いつも上手く行かない事ばかりだからこそ、稀に訪れる「丁度いい」事が、たまらなくありがたく、貴重なものに思えるのだろう。
今日は、奇跡的といえるほどの「丁度良さ」で訪れた幸運に恵まれたので、是非ともここに書き残しておきたいと思った。
丁度今、宮城県に、17年ぶりに「日展」が来ていて、丁度そういう展覧会を見るのが大好きな私は、丁度明日休日なので是非観にゆこうと思っていた。
丁度そこに、私の担当する陶芸教室の会員さんであるフクトミさんが来た。
フクトミさんは、いつもなら毎週木曜日に来る人なのだけど、今週に限って色々な事情が重なって月曜日に来たのだ。
「今日は、珍しいですね~。」
などと話をしていると、フクトミさんは懐から一枚の紙を出してきてこう言った。
「先生、日展の券、要りません?」
「ほ?」
あまりのタイミングの良さに、一瞬呆然とする私。
「日展って、今、仙台に来てる日展の事ですか?」
と、少々マヌケな質問を返す。
「そうです。昨日友達と行ったんですけど、一人来られなかった人がいて、一枚券が余っちゃったんです。良かったら差し上げますから、観に行ってください。」
というではありませんか。
なな、なんというラッキー。
実は入場料の1,000円が、万年金欠の私にはちょっとキツイなあ~・・と思っていた矢先の、あまりに丁度いい出来事。
「いただきますいただきます!ありがとうございます!!」
冗談のようなホントの話。
まるで何かに導かれるように、一番欲している人間の所に、一番良いタイミングで舞い降りてきたチケット。
しかも無料。
これはもう、「日展」が私に観にきてくださいと言ってるに違いない(多分、そんなことは無いと思うが)。
そこまで言われちゃあしょうがない。
明日は「せんだいメディアテーク」まで「日展」観に行ってきます。
フクトミさん、ありがとうございました~!
ふひょひょ・・楽しみ~!
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