最後の晩餐
身内と話をしていて、ネットで「明日、人類が滅亡するとしたら、あなたが最後に食べたい物はなんですか?」というアンケートがあったという話を聞いた。
よーするに「最後の晩餐」の話である。
非常にありふれた質問で、まあ、「そんなことはまず無いだろう」という前提のもとに自分の一番好きな物だったり、今食べたい物だったり、思い出や思い入れのある食べ物だったりを答える人も多い事だろう。
中には食べる物は何でもいいから、家族や好きな人と食べたいという人もいるかもしれない。
そういう人って、ステキですね。
しかし、私が同じ質問をされて、毎回考え込んでしまうのは、
果たして「明日死ぬと分かっているのに、何かを食べるという気になるのだろうか?」
という事。
普通に想像したら、不安と緊張と恐怖と未練で悲嘆に暮れるよなあ・・。
ショックで寝込んでしまうよなあ。
どう考えても、そんな状態で
・・・とは思わないのではないか。
多分、質問の趣旨が理解できていないと思われることだろうが、そう思ってしまうのである。
だから、毎日の夕餉を美味しく食べられるためにも、人類は滅亡して欲しくないな~と切に願って止まない。
なんのこっちゃ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント