浴衣姿から分泌される
最近の研究から明らかになったことなのだが、浴衣姿の女性からは「ユカタミン」という物質が分泌される。
「ユカタミン」は、ヒト科のオスに対してその効果を発揮し、様々な症状を引き起こす。
現時点で発見されている「ユカタミン中毒者」の症状は次のとおりである。
● 器量に関わらず、三割増で可愛く見えてしまう。
● どんな仕草も色っぽく見えてしまう。
● うなじから目が離せなくなる。
● せっけんの残り香との合併症で、脳細胞が破壊される。
などである。
特に今の時期は夏祭りなどが増え、夜、歩道をゆく浴衣姿の女性をチラホラ見かけるようになった。
それにより、街の往来における「ユカタミン濃度」が急上昇する事は疑いようもなく、重度の「ユカタミン中毒者」である私にとって、なんとも嬉しくも悩ましい季節なのであり、浴衣姿の女性の清涼感をともなう途方も無い色気に、つい目を奪われ、危うく事故に遭いそうになったことも一再ではない。
余談ではあるが、もし、浴衣に目を奪われて事故に遭ってしまった場合、通常の交通法規に加えて「ユカタミン取締法」にも抵触してしまう危険性があるので、重度、軽度に関わらず、「ユカタミン」に反応してしまう諸兄には、いっそうの注意を促したいと思う。
それほど、「ユカタミン」には即効性と常習性が確認されており、危険な物質なのである。
がしかし、浴衣姿に至ってはエクセレント(すんばらしい)!と言うほかなく、いかなローライズと言えども、所詮は舶来の代物であり、日本古来より綿々と受け継がれる遺伝子情報の中に刻み込まれた「ユカタミン反応」は、ローライズの半ば直接的な色気でさえ寄せ付けぬ程の破壊力があるのだ。
非常に危険極まりない劇物ともいえなくもない「ユカタミン」であるが、妙齢の女性の「ユカタミン」が無ければ日本の夏は始まらず、また終わりもしない、まさに不可欠必須のものであり、適量を用いれば様々な効能が期待できるまさに「百薬の長」なのである。
晩婚化も、少子化も、核家族化も、年金問題でさえ、解決のカギは「ユカタミン」にあるのではないかと思えるほどだ。
(多分、無い。)
そういったことからも、女性には、是非とも積極的な浴衣の着用を願わずにはいられず、「ユカタミン」の用法・用量をよく守り、ご利用は計画的にしなければと、肝に銘じる今日この頃だったりするのである。
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コメント
断然! ローライズより浴衣です.
浴衣姿の髪の毛を上げた女子のうなじは凶器です.
でも,最近は,出来の悪い浴衣(生地も仕立てもヘボイ)で,しかも着こなせていない女子が増えてるような気がして残念.
(逆に男も浴衣を着こなせてないんですけどね.)
和服って,ちょっとした仕草で「粋」に見えたりそうでなかったりしちゃうので,難しいですよねー.
かくいう私はもう10年以上,和服をきてないですけど.^^;
(最後に着た和服は,祭りでフンドシ一丁で神輿をかついだ時かも.<和服なのか??)
投稿: TOK | 2004/07/20 16:12
「ユカタミン」・・・いい響きだと思いましたよ。
その話を知人としていたら類似品が色々出てきました(「チャイナミン」「メイドミン」「ナースミン」「セーラミン」等)。
私の周辺(神奈川の、とある市の一部)は浴衣率が低い、というか妙齢の浴衣があまり存在しないんですよね。高校生くらいまでかな。当時はそれなりに感じましたが大学4年ともなると・・・(苦笑)
投稿: ゆう | 2004/07/21 01:36
やはり、ユカタミン中毒者は私だけではありませんでしたか・・。
皆さんも、ユカタミンの摂りすぎには是非ともご注意くださいませ。
投稿: そんちょ | 2004/07/23 00:10
はじめまして。さらさと言います。
今年の夏もユカタミンが炸裂しそうですね。
男性の浴衣姿はなんて言うのかしら、、、?
投稿: さらさ | 2005/05/06 04:30