母に見合い話が。
ポロロロロロ・・ポロロロロロ・・
電話がかかってきた。
母屋の方で電話を取った兄が、厨房にいる母に内線を繋いでくる。
「お母さん、イワブチさんって知ってる?女の人。」
「イワブチさんなら2人知ってるけど、女の人?」
とにかく電話を繋いだ。
しばらく話をしていたのだが、どうも様子がおかしい。
「はい。はい。・・・はい?」
?????
なぬ?
なんだ?今の受け答えは??
ニヤニヤしながら電話を切る母。
「なんだったの?今の電話。」
と聞くと
「私に『お見合いしませんか』だって!ほれ、結婚相談所とかそういうのあるべや!」
「はあ?なんで母ちゃんに?」
「知らない!向こうもびっくりして『すみませんでした~!』だって!あははははは!!」
笑う母。
あははははは。
思わずつられて笑ってしまったが、どうして母に結婚相談所から電話が来たのだろうか?
もしかしたら、何かのアンケートにまた「(残り)26歳」とか書いたんじゃなかろうか。
「しない」とは言い切れない人だけにちょっと慄然としたが、本人に覚えは無いらしい。
まあ、また悪い虫が騒ぎ出して
「どれ、んで一度お見合いしてみっか!」
とノリノリにならなかっただけマシだという事にしておこう。
・・しかし、なんでまた60も過ぎた母にそういう話がきたのだろうか・・?
永遠の謎ではある。
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