金縛り癖
妙な癖がある。
「よく金縛りに見舞われる」というものだ。
金縛りをしょっちゅうやっているから分かるのだけど、あれは霊的なものとかは一切無くて、ただ単に脳は起きているけど、体が寝ている状態に起きる現象だ。
だから、たまにふと目覚めて、気持ちよくまどろんでいる。
ちょっとだけ寝返りを打とうとか、伸びをしようかと思うと、体が動かない。
ああ・・まただ・・。
と、金縛りに遭っている自分に気付く。
こうなると、どうにかして体に刺激を与え、脳と四肢を繋げなければならないのだけど、ちょっとやそっとでは繋がらない。
しかも、呼吸が寝ているときの最低限のもののままだから、足りなくて息苦しくなってくる。
大声を出してみたり、遮二無二体を動かしてみるけど、「うーー・・、うーー・・」というかすれ声と、ヒクヒクとかすかに動く手ごたえしか感じられない。
なんともいえない不快感と拘束感。
また寝てしまえばいいと考えた事もあるけど、その状況になると、もう、脳は完全に起きてしまっているので寝られない。
しばらくその状況と格闘しているうちに、ようやく繋がって
「プハーーーー!!はあ!はあ!」と呼吸できるようになる。
これがあると、本当に朝からグッタリする。
しかし、これだけではまだ終わらない。
しばらくそのまま休んでいると、またトロトロとまどろんでくる。
ああ・・イカンと思いつつ、つい寝てしまうと、またその「金縛り状態」になってしまうのだ。
それを3~4回繰り返し、心身ともにグッタリして目覚める朝は、まさに最悪だ・・。
今日の朝もこれがあって、参ってしまった。
この奇癖は、中学校の頃からの付き合いだけど、カンベンして欲しいものである。
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