海辺を旅する。
今日は久々にマトモに下山し、ドライブをしてきました。
目的地は女川。
マリンパル女川というところです。
女川と書いて「おながわ」と読みます。
リアス式海岸沿いにある、漁港の町です。
マリンパル女川という名前から、「水族館ではないか?」という勝手な想像を頼りに、近頃めっきり方向音痴になってしまったためにちょこっと迷いながらも無事に到着。
大きく二つに分かれた建物の、海鮮直売所と思しき方から入ってみる事にする。
・・・
うん。
直売所だ。
魚のにおいがプンプンする。
変わってもうひとつの建物。
こちらは入り口付近にいきなり熱帯魚の水槽があった。
おお、水族館だ!
・・・と、思ったが、熱帯魚の水槽はそれだけで、あとは水槽と言うよりイケスだけであった。
有料(一般500円)の方に入ってみると、いきなり3Dの立体CG映画(面白かったけど、酔った・・。)やら、ホヤやカレイの生態を写したドキュメンタリーなどの上映がしてあった。
他に客はいない。誰一人。
完全貸切状態で勉強をする。
その他、お魚クイズやら、マグロの一本釣り体験コーナー(釣りざおの先端に1~5㎏の重石が付いている)、泣き砂などの貴重な(?)お魚資料があった。
これはこれで非常に興味深く、楽しかった。
しかし、ここからドラマが待っていた。
何気なく順路どおり見ていって、お魚資料コーナーを抜けたその時、眼前に展開されたものは、「中村雅俊展」の文字だった。
相方と思わず「ええーー・・?なんで中村雅俊・・ええーーー・・??」と、なんのヒネリも無いツッコミを入れる。
だって、いきなり中村雅俊ですぜ。
別に違う会場に入ったわけでもなく、お魚→中村雅俊ですぜ。
ええーーー・・?
でしょう。
普通に。
過去のCDのジャケットやら、ステージ衣装やら、中村雅俊と記念写真撮影!というポップまであった。
どうも、中村雅俊はこの辺の出身であるらしい。
それはいいのだけど、それはいいのだけれど・・。
とりあえず、中村雅俊は置いといて、順路どうりに進む。
いきなり床に「ここから絵に目を向けたまま左右に前進!」と書かれている。
・・トリックアートだ。
くどいようだが、我々は順序どおりに進んだだけだ。
それで、お魚→中村雅俊→トリックアートだ。
脈絡が無い。
いや、一つ一つの催し物は、実に興味深いのだけど、なにしろ脈絡とか、関連性とか、整合性とか、協調性とかが見受けられない。
どーしろというんだ。
見ろと言うんだな。
そりゃそうだ。
しかし、このトリックアートは実に面白かった。
なんといってもトリックがアートなのだ。
視覚というものが、いかにアテにならないかということを思い知らされた。
ちょっと感動。
ゴールデンウィーク明けの平日ということで、いい具合に誰もいなくて、気兼ねなく見て回れたのは楽しかった。
しかし、そこで売られていた「蛸アイスクリーム」とか、「秋刀魚アイスクリーム」とか、「海苔アイスクリーム」とかが非常に気になった。
5分程相方と相談した末、購入は断念したが・・。
ちょっと食べても良かったかも・・とは思う。
ああ・・今日は楽しかった~・・。
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コメント
アッ!!!!あのお姿はっ!!!!(笑)
投稿: にき | 2004/05/14 22:38
>にきさん
そう!その人です!(笑)
投稿: そんちょ | 2004/05/14 22:48