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2009年10月30日 (金)

蜂の巣に思う

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スズメバチの巣です。
工房村にはスズメバチが住み着いているところもあります。

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写真は家具工房の軒に作られた巨大蜂の巣。
デカイです。
本当にデカイです。
ドン引きです。

スズメバチはこちらが何かしなければ襲ってくることはないと、
山のばあちゃんは言いますが、
それはスズメバチに直接聞いた話ではなく、
予測の範囲を出ないことだと思うので、
管理人は近づきませんし逃げ回ります。

理解ができないというのは、
不信を生み、不信は嫌悪を育み、
嫌悪は闘争を生むものだと思います。

つまり、平和というものはお互いを理解することが肝要であると、
スズメバチの巣を見ていて思いつきました。
ええ、思いつきです。

「理解するのは無”理かい”?」
とかいってな。

…ごめんなさい。

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しかしこうやってみると、
蜂の巣ってお菓子みたいで美味しそうですよねえ。
これを見ていると、
ツバメの巣を食べようとおもった中国の人の気持ちがわかってくると思いつきました。
ええ、思い付きです。

ではまた来週!

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2009年10月29日 (木)

村猫その2:ダイちゃんとショウちゃん

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工房村にすみついている猫。
それが村猫。

2回目の今日は、
ダイちゃんとショウちゃんです。
この二匹は兄弟だそうです。
名前の由来は、
村猫のなかで「比較的大きいのと小さいのだから」。
「じゃあ、中はおらんのかいな?」
と聞かれるかもしれませんが、
実は「チュウちゃん」はいました。
早くに死んでしまったのです。

「猫は九つの命をもつ」
というくらい丈夫な命をもっておりますが、
山の暮らしは厳しいので、
命を落とす猫は珍しくありません。

ダイちゃんはあまり村に顔を出しませんが、
たまに出てきては媚び媚びに愛想を振りまき、
媚びすぎて疲れてまた山に姿を消すという、
変わった性格を持っています。

ショウちゃんは狩りが上手で、
カエルやオニヤンマ、バッタなどを捕っては食べているそうです。
キャットフードは十分に与えているのですが、
野生の本能がそうさせるのでしょう。
趣味のハンティング!

いろんな猫がいるものですね。

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2009年10月28日 (水)

在庫切れ…

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飯炊釜の三合炊き用が在庫切れとなりました…。
やはり三合炊きは使い勝手が良いため、
一番よく出るサイズとなっております。

普段ですと在庫が無くなる頃には次の窯出しがあるのですが、
今回は『OH!バンデス』というローカル番組で取り上げられたこともあり、
一気に在庫が底をついてしまいました。

ただいま品物を乾燥中ですので、
順当に行って二週間後にはふたたび店頭に並べられると思います。

ご予約、ご検討中のお客様、大変申し訳ございません!
もう少々お待ちくださいませ。

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2009年10月27日 (火)

カマはカマでも石窯の話

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工房村には石窯もあります。
陶芸につかうものではなくて、
パンやピザを焼くための窯です。

昔、管理人が工房村にいた頃、
陶芸窯の勉強がてら作りました。

石窯は中で薪を焚き、
ドーム状に組まれた耐火レンガに熱を持たせ、
対流する炎で焼きます。
中で煙も流れるため、燻製のような風味も加わります。

薪は広葉樹のものを使います。
比較的火はつきづらいですが、
火が長持ちし、柔らかい焼き方が出来るからです。

石窯で焼くピザは絶品です。
今は休眠中なので焼けませんけど。^^;

石窯自体は風化するまで数百年は火を入れればいつでも使えますので、
いずれまた何かをやりたいな~と思っております。

石窯作りはとても楽しいので、
今度は煙突付きのを作ってみたいな~、
などとも思っております。
ハイ。

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2009年10月26日 (月)

釜、釜、釜…

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陶器製ご飯釜、「飯炊釜(はんすいがま)」は、
陶芸工房「半睡窯」からもじって名付けられました。
そうです。
まさかのダジャレです。

では、「半睡窯」はどうしてそうなったかというと、
「半分寝ていても食っていけるように」
というヨコシマな願いが込められて命名されました。
もちろん、実際はそんな甘いことはありませんでしたが。

半睡窯の工房横には出来あがった飯炊釜(ややこしいな、もう…)
が出荷を待って並んでおります。

では、また明日。

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2009年10月24日 (土)

第一村猫発見

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村で飼っているわけではないけど、
住み着いている猫。
それが「村猫」。

栄えある第一村猫は、
ややポッチャリな体型の「トク」さんです。
「トク」という名前は、村猫の中でも一番体が大きいため、
「特大」である。
ということから、「トク」という名前になりました。
古参でもあり、名前の下には「さん」という敬称をつけることが工房村のオキテとなっています。

この猫は小さい頃、生命の危機を工房村の村人に救われてから、
人間大好きになったらしいです。

ものすごく人懐こくて、
足を引っ張ろうがお腹をモミしだこうが、
一向に怒ることなく、
喉をグルグル鳴らしています。

あまりに慣れ過ぎていて、
車が来てもなかなか避けないので、
そのうちふんづけられるのでは?
と心配になります。

ではまた来週!

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2009年10月23日 (金)

陶芸窯の話

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陶芸の窯です。
これで土が乾いた状態のものを7~800℃の低温(!)で焼き(素焼きといいます)、
それに釉薬をかけて1,250℃の高温で焼きます(本焼きといいます)。

上の窯はシャトル式といって、
トロッコのようなものに焼くものを積み重ねて、
それを窯の中に転がしセットして焼きます。
とても大きい窯なので、相当数の品物が一度に焼けます。

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こちらは一回り小さい窯。
小さい分小回りが利き、火の調整もラクなので、
小口の焼きなどにはこちらを用います。

両方とも灯油を燃料に使います。
陶芸の窯にはこのほかにガスや電気で焼くものもあります。
最近は電気が主流ですね。
温度管理などが非常に簡単で安全なので。

窯を焚くと窯小屋は非常に高温になるため、
野草を乾燥させるのに重宝します。

この窯で、陶器製炊飯釜が日々作られているのです。

ではまた明日。

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2009年10月22日 (木)

秋本番です。

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工房村も秋真っ盛り。

陶芸工房前が、
今年も変わらず赤く染められました。

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茶室と母屋の間から。
石庭はすこし冬景色になりつつあります。

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道路につづく下り坂。
工房村のメインストリートです。

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荻の向こうは裏山。
もう少しすると目に痛いくらい、黄色と赤に彩られます。
写真に撮れたら、また報告します。

では、また明日。

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